『じゃあじゃあびりびり』まついのりこ

言わずと知れた0歳児向けの名作絵本、『じゃあじゃあびりびり』です。

この本の中には、ものの名前と、そのものの音を表すオノマトペが登場します。
例えば、「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」、「みず じゃあじゃあじゃあ」など。
各ページの切り絵がかわいらしく、言葉のリズムも楽しくて、読んでいるこちらも嬉しくなります。

娘のむーこが生後1週間のときに知人にプレゼントされたこの本。
まだ目がよく見えていないうちから読み聞かせをしていたら、ある時、この本の表紙を見ただけで笑顔が出るようになりました。

特にお気に入りのページは「あかちゃん あーんあーんあーん」のところ。
このページを読むと、格別にこにこと笑って、手足をバタバタさせます。
自分があかちゃんだとわかっているからなのか……?笑
言葉が話せるようになったら、真意を聞いてみたいところです。

幼児の言葉の獲得とオノマトペの関係性については、心理学者の今井むつみ氏がいろいろなところで書いていらっしゃいます。
0歳児のいま慣れ親しんでいるこの本が、言語の獲得にどのような影響を及ぼすのか……とても気になります。

とにかく、絶対おすすめのこの本! ぜひぜひ書店で手に取ってみてくださいね。


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