嘉作の作家である水村美苗氏の三番目の小説作品である、『本格小説』。
私はこの本がとにかく好きで、今までに何度も何度も読み返しています。
https://www.amazon.co.jp/本格小説%E3%80%88上〉-新潮文庫-水村-美苗/dp/4101338132
物語を通して描かれるのは、東太郎という一人の男性の人生。
この男性が「ただの男性ではない」。「アメリカンドリームを絵に描いたような男性」だと述べられています。
語り手は、東太郎の人生の初期に深く関わった、ふみさんという女性。ふみさんは東京に住むあるお家で女中をしているのですが、そのお家の人たちと東太郎のつながりが生まれ、ふみさんも東太郎との関係の中に巻き込まれていきます。
この本への思いが強いため、うまくまとめるのは難しいですね。
また続きを更新したいと思います。